2024-07-08 フランスの選挙
昨日はYさんの家でアペロ。
サンマルタン運河のそばで、カフェも賑やかな地域。20時になった途端あちこちから歓声が聞こえた。どっち?(右翼勝利に喜んでいるのか、それとも左翼逆転か?)とどきどきしながらネットを見たら新人民戦線がトップに。まさかあそこから本当に覆るとは思っていなかったので私も一緒にいた人たちとびっくりしながら喜んだ。
政治に大きなことを期待しているわけではないけれど多様性に寛容でない社会になってほしくはないから、ひとまずはよかった。
パレスチナの国家承認についてもいち早く言及してくれて、それも良かった。少しでも変わりますように。
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ダンサーはフィクションではない。生身の体を持ってそこに存在している。目の前に。
もうすでにいくつもの告発があるように、優れた作品の中に生じているハラスメントに対して、観客の側からできることは何なんだろう。 #あとで ---
高嶺格さんの舞台がひとつのヒント(こちらはハラスメントとは逆で演者と監督の信頼関係が見えたという意味合いにおいて) ✍『Melody Cup』 高嶺格
稚拙な文章ながら、こうして書いておいてよかった…
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フランスの選挙結果について、私も最悪のことは免れたとは考える。けれどあまり持ち上げられても気持ちは白けるばかり。民衆が結託してこの勝利を勝ち取った、そのことに今は感動しているかもしれないけれど、彼ら(というのは何もフランス人というだけではなくて)はそのことをすぐに忘れる。結局は自分の懐だけは痛めたくない、自分の権利のためなら他の人が迷惑しても構わないという人々の態度を散々見てきたから。良い社会にするためなら少しくらい自分の腹が痛んでも良いと行動している人は、稀だ。人は自分がひとたび得た特権を手放さない。
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良い写真だよと教えられてうん確かに良いなと思っていた、その写真を見返してみて、良いとは感じなくなっていることに気づく。もう誤魔化せなくなった。
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みとさんのクッキー、家族に送りたかったのにもぞもぞしていたら完売していた!残念、だけど人気に決まっているから嬉しいな。次回こそは。